グネーシン音楽大学創立

グネーシン姉妹 写真提供:wikipedia.org

グネーシン姉妹 写真提供:wikipedia.org

 1895年の今日、2月15日、モスクワに、グネーシン音楽学校(現グネーシン音楽大学)が創立された。創設したのは、有名な音楽家だった、グネーシン家のエフゲニア、マリア、エレーナの3姉妹だ。

姉妹の父は、ユダヤ教のラビ、母は歌手という家庭で、エフゲニアとエレーナは、モスクワ音楽院で学んでおり、自分の学校での教授法も、音楽院のそれを受け継いだ。

発足当初は小さな私立音楽学校で、子供も大人も分けずに教えていた。

学校の発展にとくに功績があったのはエレーナ(1874~1967)で、校長(のちに学長)を実に72年間務め(!)、ロシア革命後の1919年には、グネーシン音楽学校は国立音楽大学になった。自らはピアノとピアノの教授法を教えた。

彼女一代で、かつての小さな音楽塾は、モスクワ音楽院、サンクトペテルブルク音楽院などとならぶ名門に変貌した。

グネーシン音楽大学の卒業生には、作曲家アラム・ハチャトゥリアン、指揮者エフゲニー・スヴェトラーノフ、指揮者ウラジーミル・フェドセーエフ、ピアニストのエフゲニー・キーシン、ソプラノ歌手リュボーフィ・カザルノフスカヤなど、世界的な音楽家が少なくない。