ソ連共産党第20回大会開幕

ソ連共産党第20回大会開幕、フルシチョフの特別報告の時 =ロシア通信

ソ連共産党第20回大会開幕、フルシチョフの特別報告の時 =ロシア通信

1956年の今日、2月14日に、ソ連共産党第20回大会が開幕した。この大会は、秘密会議でフルシチョフ第一書記が特別報告(2月25日)を行い、スターリンを批判したことで知られる。報告はアメリカ国務省によって発表され、世界に巨大な影響をもたらした。

スターリン批判 

1953年3月5日にスターリンが死ぬと、彼に対する批判が始まった。フルシチョフの特別報告「個人崇拝とその結果について」の内容は、①スターリンが、無実の党幹部、市民を粛清したこと、②独ソ戦への備えをおこたり、とくに緒戦で大損害を被ったこと、③個人崇拝を助長したこと――などだった。

 

波紋 

報告がアメリカ国務省によって発表されると、世界に巨大な影響をおよぼし、ポーランド、ハンガリーなどの東欧社会主義諸国では、反ソ暴動の引き金になり、中国では逆に、スターリン擁護の立場が強調され、中ソ間の論争に発展した。

ソ連内部でも、フルシチョフとモロトフ、マレンコフなどとの対立が激化し、後者は、反党グループとして追放されることになる。

1961年10月の第22回党大会では、スターリンの遺体をレーニン廟から撤去する決定がなされた。