モスクワ一番人気のスケートリンクは?

=アレクセイ・スミルノフ撮影

=アレクセイ・スミルノフ撮影

モスクワだけでも今冬、1500ヶ所以上の屋外スケートリンクが開設される。自分のスケート靴を持って行ってもいいし、レンタルで借りてもいい。

クレムリン観光のついでにどうぞ

クレムリン城壁前に広がる赤の広場では、GUM(国立百貨店)寄りに恒例の中央リンクが12月1日オープンした。このスケートリンクは450人収容可能で、入場料は平日250ルーブル(約700円)から、休祝日500ルーブル(約1400円)からとなっている。営業時間は朝10時から夜10時までで、滑走時間1時間20分、それに続く整氷時間40分が設けられている。

老舗ゴーリキー公園の巨大リンク

ゴーリキー公園のスケートリンクはもっとも有名な場所で、同じく12月1日にオープンした。この公園は第二次世界大戦前から人気があったが、モスクワ政府が昨年、暗い1990年代の雰囲気を一掃し、現代的な街にふさわしい、利用しやすく、居心地の良い公園にリニューアルオープンすると、その人気はさらに高まった。

スケートリンクの総面積は1万8000平方メートルで、道路、遊歩道、噴水の広場などが一面氷に覆われる。また、アイスホッケーのリンクもあり、場所を借りて軽く試合をすることもできる。ゴーリキー公園は冬季、滑っている人がスケート靴をはいたまま、敷地内のさまざまなカフェに入れるよう整備している。

スケート靴のレンタル無料! 

月曜日を除いて毎日朝10時から夜11時まで営業している。滑走時間の制限はないが、午後3時から5時までは製氷時間となる。入場料は大人平日200ルーブル(約550円)から、休祝日300ルーブル(約820円)から、子供は常時100ルーブル(約270円)。

スケート靴のレンタルは無料だが、2人で1500ルーブル(約4000円)の預入金を支払わなければならない。というのも昨年、借りた人々がスケート靴を返却しないという事態がひんぱつし、オープンからわずか5日間で700足が紛失してしまったため、公園の管理者がこのような制度を導入せざるをえなくなったのだ。その結果、預入金を取り戻そうと、誰もがスケート靴を返すようになった。

スター気分で滑る

ソコリニキ公園のスケートリンクも外せない。5400平方メートルのリンクと、1万7000平方メートルのリンクの2ヶ所が設けられている。園内のフェスティバル広場にある「リョド(氷)」と呼ばれる小さい方のリンクは、ゴーリキー公園の改修をてがけたデザイン会社「Wowhouse(ワウハウス)」がプロジェクトを作成している。フランスの照明とビデオ・インスタレーションの設備を導入しているため、ここで滑ると、まるでスケートショーに参加しているような気分になる。

滑走時間は2時間ごとに区切られ、利用する日や時間によって入場料が100ルーブル(約270円)から400ルーブル(約1000円)となっている。園内のもう一つのリンクは、「氷」よりはるかに大きい。名前もそのまま「ボリショイ・カトク(大リンク)」になっている。公園中心部の円とそこから放射線状に伸びる道が、すべて氷で覆われる。「大リンク」のスケート靴のレンタル料は2時間半200ルーブル(約550円)で、自分のスケート靴を持ち込むこともできる。オープンは12月15日。

植物園近くに巨大リンクオープン 

モスクワ最大のスケートリンクは、街の北部に位置する地下鉄「ボタニチェスキー・サド(植物園)」駅地区の「イスクラ(火花)」リンクで、12月15日にオープンする予定。広さは2万平方メートルで、2つの楕円形のリンクが直線のリンクでつながっている。氷の質は良い。スケート靴はレンタルと持ち込みのどちらも可能。