武田薬品のヤロスラヴリ工場に製造許可

=PressPhoto撮影

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日本の製薬最大手の武田薬品工業が、昨年9月に完成していたヤロスラブリ工場が、ロシア産業貿易相の検査に合格し、製造許可を得た。現在、製造開始に向けての残る手続きが進んでおり、工場は2014年から稼動する見込み。

ヤロスラヴリ(モスクワ北北東280キロ)の新工場への投資額は7500万ユーロで、延べ床面積は2万4千平方メートル。

今回取得した許可によれば、武田は自社製の医薬品を製造することも、他社との契約生産を行うことも可能だ。

当面の生産量は、アンプル製剤9,000万本、固形製剤20億錠以上(年間)だが、広大な延べ床面積から生産増も可能である。ロシアで需要が多い心血管疾患予防剤などが中心。

武田は、ロシアにおいて売上高が7番目に大きな製薬企業であり、一方、ロシアの医薬品市場は2011年には147億ドルとなり、世界で11番目の市場規模に達している。しかも、今後も急速な成長が見込まれ、2012年から2016年までの年平均成長率が約11%になるものと予想されている。