プロジェクトは極秘なため、その課題や、ミサイルの戦術的・戦略的性格については、何ら明らかでない。ミサイルの最初の実験は2012年に行われたが、それは実戦的とは言えないものであった。その時の実験では、ミサイルは飛行機から切り離された後、自身の推力で数kmを音速内飛行し、着陸した。
中間段階の発射実験の目的は飛行中のミサイルの操作性を確認すること、また投体(ミサイル)と被投体(飛行機)の相互作用を確認することであった。新たに行われる実験では発射のパラメーターが拡張される。ミサイルはより長距離の飛行を行い、いよいよ超音速で飛行する。そのエンジンは幾つかのギアを持っている。
(「ロシアの声」より転載)
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