写真提供:ロシア内務省情報部
マンガの作者たちは、とくに子供のためになり事故を防ぐ助けになると思われる規則を集め、マンガ化した。このパンフは3部校正で、1)路上での行動、2)車中での行動、3)親がいないときの自宅での行動、から成っている。
内務省の公式サイトによると、このパンフを子供たちに周知させる意向とのことだが、具体的にどのように広めるのかは明らかでない。
知らないオジサン対策
もし見知らぬ人が電話をかけてきたりドアをノックした場合には、内務省のすすめによれば、「大人は家にいない」と言ってはならない。親は今忙しくて出られないようなフリをすべきだ。もし、ドアの鍵を破ろうとしたら、すぐさま警察に電話し(ロシアは02番)、ベランダに出て助けを呼ぶ。
たんに怖い場合
自宅に一人でいて、ただ怖い場合にはどうするか。「家中の明かりを全部つけると、我慢しやすくなるよ」と内務省はサジェスチョンする。
女性が夜遅く帰宅する場合は、上着の胸のボタンを全部はめ、スカートの裾を下に引っぱり、指環とイヤリングをはずしてポケットにしまう。道は、いくら遠回りになっても、明るく人通りの多いところを選ぶ。
備えあれば憂いなし
パンフの最後に、消防署(01)、警察(02)、救急車(03)など、緊急の連絡先が記してあり、また両親に対しては、携帯と職場の電話番号を書いて家に貼って置くようにすすめている。
このほか、塗り絵ができるページや迷路も付いている。この迷路は、女性が覆面強盗と酔っ払いを振り切って逃げる趣向になっている。
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