ドンスコイ撮影
1894年、モスクワの赤の広場にオープンしたばかりの百貨店(グム)に電話局が開設され、翌95年には、すでに電話を所有していた人たちが、電話線の設置を申し込んだ。そのなかには、主な劇場、銀行、商店、大企業家などがふくまれていた。
同95年には、コロムナ、ヒムキ、オジンツォーヴォ、ポドリスク、セルプホフなど、モスクワ近郊との電話が開通。
97年5月に、当時欧州最長となるモスクワ―サンクトペテルブルク間の架線工事が始まり、98年12月31日に完工。
開通式には、内相イワン・ゴレムイキンが出席し、この市外電話の発案者だった皇帝ニコライ二世の健康を祈り、祝杯を挙げた。
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