戦略核戦力の中核である戦略ロケット軍を創設

「トーポリM」大陸間弾道ミサイル=タス通信撮影

「トーポリM」大陸間弾道ミサイル=タス通信撮影

1959年の今日、12月17日に、ロシアの戦略核戦力の中核である「戦略ロケット軍」が、ソ連閣僚会議の決定で創設された。

戦略ロケット軍の任務は、侵略の核ミサイルによる抑止および敵の軍事・経済施設の核ミサイルによる撃破だ。これとは別に、宇宙軍が存在し、弾道ミサイルの警戒や人工衛星の開発、運用などを担当している。

ロシア語のラケータは、ロケットとミサイル両方を意味するので、まぎらわしいが、戦略ロケット軍の「ロケット」はミサイルを意味する。

戦略ロケット軍には、発射基地、研究所、各種教育機関、修理工場など、独自のさまざまな機関が付属している。

1997年にいったん戦略ロケット軍と宇宙軍が統合されたが、2001年6月より再び独立兵科となった。

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