写真提供:「TVツェントル」
番組の司会者を務めるアンナ・ウルマンツェワさんはこう話した。「ロシアでロボット開発者を見つけることが、案外難しいということがわかりました。それは多くのケースで研究を秘密にしているからです。ゼレノグラード区(モスクワ市の飛び地でハイテク企業が集中)にある、23歳から25歳の若い研究者が集まった会社で、人間型ロボットのアリスを見つけました」。
不思議な人間くささ
アンナさんは、収録でロボットと会話をすることに、不思議な感覚を覚えたという。
「奇妙なことですが、人間型ロボットと“コミュニケーション”していると、プログラミングされた機械と話しているにすぎないことを承知しながら、人間的な反応が出てくるんです。ロボットが人間にとって代わる日も近いでしょう。内蔵チップのうめられた、インターネットに瞬時に接続できる司会者です。これは近い将来の話です」。
看護ロボットと警察ロボット
アリスは番組の進行をする一方で、スタジオに招かれた、ロボット技術分野の主要な専門家との議論の席には参加しなかった。
12月10日の放送は、生体力学、生体制御、ロボットのセンサー技術分野における、ロシアの研究者の開発にスポットをあてる。非常時に病院や警察の仕事をこなせるような、特別なロボットについての話が聞けるようになっている。
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