=AP通信撮影
マリア・シャラポワは10月23日火曜日、トルコの首都イスタンブールのスィナン・エルデム・ドームで開幕した、賞金総額490万ドルのWTAツアー選手権で初戦を戦い、イタリアのサラ・エラーニにストレート勝ちした。
ロシア・テニス連盟のシャミリ・タルピシチェフ会長は、チェコのペトラ・クビトバ選手がグループB2でシャラポワの最大のライバルになると考えている。
WTAツアーの年間最終戦
シャラポワはこう話す。
「この大会には一番期待しています。ここのテニスのレベルがとても高く、対戦相手も強くて、それぞれの試合で戦術を変えていかなければならないことはよくわかっています。でも、それに向けた準備は整っています。セリーナ・ウィリアムズと同じグループにならなくてホッとしているかという質問については、予選ラウンドで終わるわけではないので、関係ありません。この予選が終わったら、恐らくウィリアムズと対戦しなければならなくなるでしょうから。ビクトリア・アザレンコ(ベラルーシ)と今年のランキング1位を争う可能性が残っていることについては、すべてが自分次第で決まるわけではないので、様子を見ましょう。ひとつだけハッキリしていることは、世界ランキング1位になるという課題は、私にとって今大会の最優先事項ではないということです」。
シャラポワにはまずサラ・エラーニという壁が立ちはだかったが、これまであまり対戦したことがない相手だった。2012年の全仏オープンの決勝で対戦したのが唯一の試合で、その時はシャラポワが6-3、6-2で難なく勝利し、優勝した。
WTAの公式サイトには、シャラポワの次のようなコメントが掲載されている。「ここにいることができて、体調も良くて最高です。これはさらにモチベーションをあげてくれます。さらに、今年最後の大会ということで、勝利の余韻を長く楽しむことができるでしょう」。
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