国営原子力企業『ロスアトム』のセルゲイ・キリエンコ社長 =ウラジミル・ジェルノフ/ロシア通信撮影
日本で実業界が新エネルギー戦略を検討している頃、ウィーンでは国際原子力機関(IAEA)総会が開かれた。
ロシア代表団を率いた国営原子力企業『ロスアトム』のセルゲイ・キリエンコ社長は「21世紀の原子力経済の発展は、最高度の原子力安全基準がこれまで以上に厳格に順守される場合にのみ可能である」と演説した。
さらに同氏は、福島県でのIAEA主催ハイレベル会議の12月開催構想を支持し、「今後の世界の原子力発展のために日本の原発事故を分析し、その教訓に学ぶプロフェッショナルな話し合いを期待している」と語った。
同氏は、今日の原子力技術にとって克服できない問題は存在せず、完全に解決しうる課題であると強調した。
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