イングーシ共和国の歴史の歩み

北コーカサスのイングーシ共和国は首都をマガスとし、ロシアで最も小さな自治共和国かもしれない。しかしながら、壮大かつ野心的な計画を抱えている。

豊かで古い歴史を持つだけではなく、無限で美しい山の風景を持つ共和国は、アルペンスキー、エクストリーム・ツーリズム、スポーツ、山の頂上から見える美しい景色と登山鉄道などを開発し、観光客を誘致しようとしている。


イングーシ共和国は、南の国境の向こうにはグルジアがあり、ロシア国内では、チェチェンや北オセチアの隣にある。人口の圧倒的多数がイスラム教徒である。イングーシ大統領のユヌス·ベック・イェフクロフは2009年6月に自殺爆弾攻撃で重傷を負った。彼は、モスクワ近郊のリゾート地で、2か月リハビリをし、テロリストに対して 「無慈悲」の戦いを繰り広げることを約束し帰国した。


イングーシ民族とチェチェン民族は歴史的、文化的そして言語的に近く、密接なつながりを持っている。19世紀初頭以来、ロシア帝国の一部であったイングーシ共和国は1936年にソ連の支配下で、正式にチェチェンと統合し、チェチェン·イングーシ自治共和国の五分の一程であった。最近は、チェチェンとイングーシの境目の領土は危険とされているので、観光客からは敬遠されている。

いずれにせよ、少しずつ、伝統的で平和な農村の生活が、戻りつつある。