チュバイス長官は、「すでにロシアはシンガポール、韓国との間でよい協力を築いており、中国とも真剣にプロジェクトに取り組んでいる」と指摘した上で、「しかし残念ながら、日本との間にはプロジェクトは存在しない。それゆえにSTSなどのフォーラムに参加している。もうすでに突破口を開いてしかるべき時期だが、残念ながらまだうまくいっていない。」と述べている。
チュバイス長官は、すぐれた学者やノーベル賞学者、オーガナイザーや大臣などによる、一種特別なイノベーション世界が生まれていると強調し、ロシアは学術だけでなく、ビジネスによっても代表されなくてはならないと指摘した。そしてロスナノの課題のひとつは、「ビジネスとイノベーションプロセスの特別な学術要素を結び付けることだ」との確信を示した。
「ロシアの声」から転載
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