アララト山に初登頂

写真提供:MEDIACRAT

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1829年の今日、伝説につつまれたアララト山(標高5137メートル)への初登頂が、ロシア登山隊により、なしとげられた。

現在、アララト山は、トルコの東端にあって、イラン国境からは16キロ、アルメニア国境から32キロの位置関係だが、この山は、古くからアルメニア人が住んできた地域にあり、現在でもアルメニアのシンボルとなっている。

方舟探し 

旧約聖書の「創世記」8章4節によれば、大洪水後にノアの方舟がアララト山に流れ着いたとある。

「第七の月の十七日に箱舟はアララト山の上に止まった。」(日本聖書協会・新共同訳)。

この「アララト山」をトルコ領の山だとするはっきりした根拠はないが、少なからぬ人が両者を同一視し、今日にいたるまで方舟探しが行われている。

ビザを買えばだれでも登山可 

1829年10月9日、ドイツ生まれのロシア科学アカデミー会員ヨハン・パロット(1792~1841)率いるロシア登山隊が、当時ロシア領であったアララト山初登頂に成功した。

現在では、登山希望者はトルコでビザを買えば、だれでも登ることができる。