千島列島のアライド火山 30年ぶりの目覚め:温度上昇し、水蒸気噴き出す

千島列島最北端のアトラソフ島(阿頼度島)にあるアライド火山(標高2339メートル)の活動が活発化した。ロシア科学アカデミー極東支部「火山・地震学研究所」のカムチャツカ火山噴火対応チーム(KVERT)がサイトで伝えた。

航空機の運行に支障の恐れも 

6日、衛星画像で火山の温度の異常が観測され、火口から水蒸気が噴出した。

研究者たちは、火山が噴火し、海抜10~15キロの高さまで噴煙を吹き上げ、航空機の飛行に影響を及ぼす恐れもあると指摘している。アライド火山の上空は、大陸横断ルートが通過している。

アライド火山で最後の大きな噴火があったのは1981年。小規模の地震が数回続いた後、噴火が始まり、千島列島北部のパラムシル島のセベロクリリスクが噴煙に覆われた。

アライド火山は、その秀麗な山容から「阿頼度富士」とも呼ばれる。

「ロシアの声」