ロシア初の自動車レース

1913年のロシアグランプリ

1913年のロシアグランプリ

1907年の今日、帝政時代のロシアで、オデッサ―ニコラーエフ―オデッサ(ウクライナ)のコースでロシア初の自動車レースが開催された。

計28台がレースに参加し、勝ったのはイタリア人チームだった。彼らは、約132キロのコースを1時間56分16秒で“走破”した。

このコースは舗装されておらず、ステップを通るので、ぶじフィニッシュできたのは半数ちょっとにすぎなかった。2台は途中で道に迷い、ゴールしたのはスタートから3日後だった。

当時のレースでは、車にレーサーと整備員が乗るのが普通だった。車がしょっちゅう壊れるので、応急修理が頻繁に必要だったわけだ。

レース後、自動車クラブが設立された。

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