「豚に真珠」("метать бисер перед свиньями")。このことわざは、ロシアを含めて、広くキリスト教圏で使われるが、もともと『新約聖書』マタイ伝、第七章に出てくる言葉だ。 「神聖なものを犬に与えてはならず、また、真珠を豚に投げてはならない。それを足で踏みにじり、向き直ってあなたがたにかみついてくるだろう」(日本聖書協会・新共同訳)。 いかに貴重なものであっても、その真価を知らないものにとっては何の意味もない。 ちょうど日本の「馬の耳に念仏」、「猫に小判」に相当する。
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