「イワン雷帝」火山が活動開始

クリル諸島の択捉島で「イワン雷帝」火山が灰を噴き上げた。火山は16日にかけての深夜1159メートルもの高さの噴煙を噴き上げ、9キロ離れたゴリャーチエ・クリュチ村と25キロ先のクリリスク市にまで火山灰が届いている。16日昼の時点で居住区では火山特有の硫黄臭はしておらず、灰が降ったという報告もない。

「イワン雷帝」火山は底から常時集中的に臭気ガスを出す火山に分類される。今回のような現象はこの火山には特有のもので68年、73年、89年にも見られたが、いずれも島住民の生活に害を及ぼすことはなかった。

ロシア非常事態省のレスキュー隊はクリル地区住民に対し火山周辺地区へは近づかないよう呼びかけている。

(「ロシアの声」より転載)