大統領のシンボルマーク |
1996年の今日、ロシア連邦大統領の公式シンボルマーク(標章)が、ボリス・エリツィン大統領(当時)の大統領令で決定された。
この大統領令によれば、シンボルマークは、①ロシア連邦大統領の旗(1994年2月15日布告の大統領令で制定)、②同大統領のシンボルマーク、③特別に製本されたロシア連邦憲法――この三つから成っている。
まず旗は、ロシア国旗と同じ三色旗だが、形は正方形で、周りに金糸の房がついている。そして真ん中には、ロシア連邦の国章である黄金の「双頭の鷲」が配されている。
大統領のシンボルマークは、徽章と、小型の徽章が複数連ねられた鎖とから成っている。この徽章は、「勲一等国家功労勲章」と同じ形だ。つまり、黄金の十字架の真ん中に「双頭の鷲」がある。十字架の表は、ルビー色の七宝だ。
これら三つの標章は、選挙で新たに選ばれた大統領が、就任式で宣誓すると、手渡されることになる。
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