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 イヴァン・アイヴァゾフスキーの作品「第九の波涛」

イヴァン・アイヴァゾフスキーの作品「第九の波涛」

海洋画家アイワゾフスキーの誕生日

1817年の今日、ウクライナはクリミア半島のフェオドシヤに、海洋画家イワン・アイワゾフスキー(1817~1900)が生まれた。

子供の頃からずば抜けた画才を示し、ギムナジウムを終えると、ペテルブルク美術アカデミーで学んだ。

当時としては長寿に恵まれたこともあり、生涯で約6000点もの作品を残した。ペテルブルクをはじめ、フィレンツェ、シュトゥットガルト、アムステルダムの各美術アカデミーの会員に選ばれたほか、フランスでは、外国人の画家として初めてレジオン・ドヌール勲章を授章した。

28歳のときにイタリアから帰国したアイワゾフスキーは、すでに世界的名声を得ていたが、首都を去り、故郷のフェオドシヤに居を定めて、多くの人を驚かせた。

絵を売って得た金で、故郷の水道敷設、鉄道と港の建設を援助し、美術学校、考古学博物館、美術館を建てた(この美術館には現在彼の名が冠せられている)。

アイワゾフスキーは海の詩人と言われ、海を題材とした作品が大半を占めている。彼は写生によらず、驚異的な記憶力と想像力で、海の美と恐ろしさが一体となったような独自の世界を創り出した。

彼の作品は、ロシアと世界の主な美術館とバチカン、故郷のフェオドシヤとアルメニア共和国のエレバン(彼は民族的にはアルメニア人である)、ラトビア国立美術館などに所蔵されている。