社内をリアリ ティ ・ショ ー化

シティの名物男、セルゲイ・ポロンスキー氏 = http:// potok8 .com/

シティの名物男、セルゲイ・ポロンスキー氏 = http:// potok8 .com/

「モスクワ・シティ」プロジェクトは、その桁外れの壮大さと不透明さで常に話題を呼んできた。なかでも建築会社「ストリーム∞(無限大)」社主、セルゲイ・ポロンスキー氏( 39 )は、完成すれば欧州最高(360m)となるフェデレーション・タワーの建築を手がける一方で、他社および市当局との争いや数々の奇行で知られ、シティの名物男となっている。 その同氏が「自社の活動を100%透明にする」との触れ込みで、プロジェクト「大きな家」を立ち上げた。
社内に多数のビデオカメラを設置し、あらゆる活動を撮影するばかりか、同社のサイト(
http://potok8.com/)で 24 時間、ユニークなリアリティー・ショーを「放映」しているのだ。
ポロンスキー氏は一時、社名をNazvanie.net(名無し)に変えたり、テレビカメラの前で派手な立ち回りを演じたり、重役会議でいきなり役員たちの携帯電話をひったくって壁に叩きつけたりと話題に事欠かない人物。

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透明化で仕事加速

「大きな家」の映像の一部は、  YouTubeなどでも出回り、ポロンスキー氏の「個性」を「実観」できるが、その本来の目的は達せられたのだろうか?

可視化or『1984』

南ウラルのチェリャビンスク市のプログラマーたちが、社員の監視用プログラムを開発し、南ウラルの約500社が既にリアリティ・ショー化しているという。
スクリーン・ショットにより、どんなプログラムを使って何を書いているか、チャットしてサボっているかなど、パソコン上の操作が手に取るように分かるスグレモノ。
専らボスが社員を一方的に監視するのが目的だが、社員もさるもの、プログラムの弱点をみつけ暗号を使うなどして対抗しているという。