「島はシンガポールのようになるかも」

2016年12月21日 DV.land
 南クリル諸島は、日本の投資と「先行発展領域(TOR)」制度により、「経済の奇跡」を起こすかもしれない。ユーリー・トルトネフ極東連邦管区大統領全権代表兼副首相は、政府下部委員会の会議の後、このような考えを示した。
Yury Trutnev
ユーリー・トルトネフ極東連邦管区大統領全権代表兼副首相=  エカテリーナ・シュトゥーキナ/ロシア通信

 「合意に達すれば、南クリル諸島に大きな集中開発センターを築くことができると確信している。世界には実績がある。香港、シンガポールと。あの場所にも当初、難しい法的管轄の問題があったが、正しい決定が経済成長につながった。このようなことができれば、当然ながら、両国(日本とロシア)の利益になる」

 「メカニズムはすでにある。もう実践され、確認済み。15ヶ所のTORの枠組みの中で、工場が建設され、人々が働いている。これらすべてのメカニズムと他のメカニズムを提案することになるが、選択するのはウラジーミル・プーチン大統領であり、安倍晋三首相と相談する」とトルトネフ副首相。

 

「具体的なプロジェクトを1月にもプーチン大統領に提案する」

 トルトネフ副首相によれば、TOR「クリル」プロジェクトは、日露首脳の会談を阻まないよう、中断されているという。

 「TOR『クリル』の創設を止めている。両首脳の協議を阻むのは正しくないし、非倫理的だと考えるから。合意の流れに加わる」

 「ロシア領域での共同経済活動のような、このような決定は、首脳レベルでしか行えない」とトルトネフ副首相。また、タス通信に対し、日本との南クリルにおける協力のメカニズムに関する具体的なプロジェクトを、1月にもプーチン大統領に提案すると話した。イーゴリ・シュワロフ第1副首相と一緒に作成する。

 TOR「クリル」は年内に創設される予定だった。ロシア極東では現在、14ヶ所のTORが運営されている。政府委員会は20日、15ヶ所目のTOR「ニコラエフスク・ナ・アムーレ」の創設を決定した。TOR「南ヤクチヤ」も創設に向けて準備中。

 

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