プーチン大統領と安倍首相が会談、アジア太平洋経済協力会議(APEC)ペルーサミット、11月20日=
kremlin.ru「我々は両国関係の発展を推進させるようなある種の協力形式を再開させた」とプーチン大統領。具体的には、それは両国の外務省、国防(防衛)省、安全保障会議ラインでの協議のことだという。
一方の安倍首相は、最近になって両国間の政治対話が活性化していることを改めて指摘した。「君の訪日を目前に、当方で幅広い分野にわたり活発なコンタクトがとられていることを歓迎したい。準備作業はしかるべく進められている」と安倍首相。
会談後、安倍首相は、両国の経済協力プランは具体性を帯びている、と述べた。共同通信によれば、安倍首相は次のように述べた。「我々は8項目からなる経済協力プランが順調に進んでいることを確認した。12月の交渉を目前に、よい会談が持てた」
露日首脳会談後、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は記者団に対し、会談では主に近々行われるロシア大統領の訪日の問題が話し合われた、と明かした。
またペスコフ報道官は、間もなくモスクワを日本の岸田外相が訪れ、やはり大統領訪日について話し合いが持たれる、と述べた。安倍首相によると、プーチン大統領の訪日準備を指揮しているのはこの岸田氏である。「訪問中、大統領と首相が『よく耕された土壌』の上で進展を見られるように、まだ多くの問題について話し合わなければならない」とペスコフ報道官。
安倍首相はロシア大統領を故郷の山口県長門市にある「老舗温泉旅館で」賓客として迎えることを約束した。「翌日には東京に移動し、経済問題を話し合う」と安倍首相。
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