日本との2016年の貿易高25%減

 日本とロシアの昨年の貿易高は、前年比で約25%減の160億ドル(約1兆7600億円)にとどまった。タス通信によれば、マクシム・オレシキン連邦経済発展相が、世耕弘成経済産業相との会談の前に、これを報告した。

 「2016年の統計を見ると、貿易高はわずか160億ドル。減少は4分の1」とオレシキン経済発展相。同時に、両国の協力プランが実現すれば、経済関係の発展に寄与するとの自信も示した。

 オレシキン経済発展相は14日、日本との貿易・経済協力を担当する大統領特別代表に任命された。世耕経済産業相はこれを歓迎した。「オレシキンさんが対日特別代表に任命されたことは、ロシアが我が国との関係を強化したいという気持ちのあらわれ。1月に会ってから、協力プランは順調に進んでいる」。世耕経済産業相はまた、安倍晋三首相が来月ロシアを訪問することは、両国の協力の具体的な結果であるとの見方を示した。

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