アンナ・ヴォロジツォワ・センター長がロシアNOWに語ったところでは、セレモニーの訪問者たちのために、ロシア物産市が開かれたほか、コンサートも行われ、ロシアと日本のアーティストたちが出演した。
ヴォロジツォワ・センター長によると、センターの主な課題は、ロシア文化を伝え、広めること。
「事のきっかけは、私たちのロシア語学校『ミーシカ』で、生徒の親たちがロシア文化に興味を抱いたのが分かった時。親たちのなかには、日本人とロシア人が結婚しているケースが少なくない。それで日本人の親に、ロシア文化についてもっと話してあげることにした」。ヴォロジツォワ氏はこう設立の経緯を説明した。
こうしたセンターの設立の計画は、神戸だけにとどまらない。来年2月には、京都で日本文化フェスティバルを開催する計画がある。神戸のセンターについて言えば、将来的には、ロシア語の蔵書を多数備えた図書館を開設する予定で、ロシアに興味を持つ人すべてを対象とする。また、今センターでは、ロシア文学の夕べを開催中。
このほか、空手道場の開設も計画に入っている。日本人とロシア人のハーフの児童だけでなく、ロシアと直接のつながりを持たない地元の子供も、ここで稽古することができるという。これに関連して、センターは、ロシアの空手道場、クラブと交流することを希望している。
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