創価大学の学生たち=
ロシアNOW撮影創価大学の馬場善久学長は、オープニング・セレモニーで次のように指摘した。「交流の始まったロシアは長大な歴史と深い哲学に基づくあふれんばかりの文化的な宝をお持ちの国であり、人々でありました。トルストイを代表とする深き思想と無限の広がりを見せる文学、チャイコフスキーに見られるような生命をも振るわすような音楽、あるいは美の極致とも言えるバレエを始めとする舞台芸術、と例をあげれば限りはございません」
また馬場学長は、ロシアとの協力関係の一層の発展および関係強化への期待感を表明した。「私たちの交流はさらに深く高く前進していくものと信じております」
創価大学のロシア語科(現在は、「ユーラシア地域研究」に含まれる)は、さる1990年、文学部に開設された。現在、同大学は、ロシアの大学では、モスクワ大学、パトリス・ルムンバ名称民族友好大学、プーシキン記念ロシア語大学、サンクトペテルブルク大学、極東連邦大学、トゥーラ教育大学などと提携、協力関係にある。
基金「ルースキー・ミール」は、ロシア語センターに1000冊以上の書籍とマルチメディア教材を寄贈した。
ロシア基金「ルースキー・ミール」
ロシア基金「ルースキー・ミール」は、2007年に創設され、現在世界44カ国に展開。その主な課題には、ロシア語学習の支援とロシア文化、ロシア文学の普及も含まれている。
今回のセンター開設に先立ち、札幌にも、極東連邦大学の分校としてロシア語センターが開校しているが、創価大学は、同様のセンターを開いた日本最初の大学となった。
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