プーチン大統領=
ロシア通信撮影「数年前、日本側からこの協議に戻るよう求められ、ロシア側はそれに応じ、戻った。ここ2年、ロシア側からではなく、日本側から、この接触が事実上凍結されていた。だが、日本側は今、この協議に戻りたいとの気持ちを表明している。交換や売買ではなく、解決策を模索すべき。いずれの国も損したと感じないような、いずれの国も勝者または敗者と感じないような解決策を」とプーチン大統領。
「日本と平和条約を締結するという問題は重要で、日本の友とこの問題の解決策を見つけたいと切に願っているが、ロシアは領土の取り引きはしない」とプーチン大統領は強調した。
ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は1日、翌日行われるEEFの場での日露首脳会談で、両首脳が領土問題について話をすることを伝えた。記者団から「領土問題は議題にあがるか」と聞かれたペスコフ報道官は、「間違いない」と答えた。「モスクワではすでに、両国の外務省レベルで(領土問題についての)接触があったのだから。意見交換は行われる」とペスコフ報道官は述べた。
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