シリアのフメイミム空軍基地、ロシアの爆撃機=
タス通信ロシアの遠距離爆撃機Tu-22M3と戦闘爆撃機Su-34は、8月16日、イランのハマダーン飛行場から出撃し、初めて、シリア国内の、ロシアで禁止されている「イスラム国(IS)」の拠点を攻撃した。
露国営テレビ局「ロシア24」が伝えるところでは、イランは、自国の空軍基地の使用を許可した。ロシアは、また、イランとイラクに対し、カスピ海からの巡航ミサイルの飛行のための両国の領空の使用を要請した。
タス通信のヴィクトル・リトフキン軍事評論員によれば、シリアのフメイミム空軍基地は、遠距離航空機には適していないため、ロシア指導部は、イラン側に自国の飛行場の使用を求めた。
同氏は、「当初、Tu-22M3の出撃は、北オセチアのモズドク飛行場(モスクワの南方1725キロメートル)から行われていた。飛行ルートは、カスピ海、イラン、イラクを経由し、空中給油機Il-78が、随伴飛行をしており、作戦は、国防省にとって高くついていた」と本紙に語った。
同氏によれば、ロシアは、同飛行場を一時的に借り受け、同飛行場は、ロシア空軍の恒常的な基地とはならない。
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