8月7日(日曜日)、国際パラリンピック委員会(IPC)は、ロシア選手団のリリオデジャネイロ・パラリンピック参加を認めないことを決めた。
「我々はCASに訴える。ロシアのパラリンピック選手のために戦う」とムトコ・スポーツ相は述べた。
また同スポーツ相によれば、ロシア・スポーツ省とロシアパラリンピック委員会は、IPCのロシアのパラリンピック選手をリオ大会から排除するとの決定を撤回させるべく、全力を尽くすという。
「この決定にはいかなる根拠もないし、そのことは明白だ」とムトコ・スポーツ相は述べ、こう続けた。「我々は、ロシアパラリンピック委員会に対し、あらゆる援助を惜しまない。これは、独立したシリアスな組織であり、世界のパラリンピック運動をリードする団体の一つでもある。我々の行う援助は、まずCASへの提訴であり、もしこれが認められなければ、一般の裁判所に訴える」
世界反ドーピング機関(WADA)の独立調査チーム(リチャード・マクラーレン委員長)の報告には、35名の露パラリンピック選手の名が挙がっていたが、IPCはこれを受けて、7月22日から、対応を協議してきた。
リオデジャネイロ・パラリンピックは、9月7日―18日に開催される。
*タス通信の記事を抄訳
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