北海道とサハリン ビザ緩和めざす

 サハリン州のオレグ・コジェミャコ知事と北海道の高橋はるみ知事は、サハリン州と北海道の住民向けビザ発給要件の緩和に前向きだ。金曜、サハリン州知事プレスサービスが発表した。

 両知事は札幌で会談、地域間協力の今後の展望について話し合った。 サハリン州知事プレスサービスは次のように発表した。

 「両知事はサハリン州と北海道の住民向け、さらにはロシアの他の地域からサハリンに入り、そこから日本を訪問しようとする観光客向けのビザ要件の緩和に前向きな姿勢を示しあった。この問題を解決することは、観光業の発展にとって非常に重要になる」

 会談では他にも輸送および港湾インフラの建設、医療センターの設置、ロシア極東の開発への支援、エネルギーおよび農業分野のプロジェクトの実施について議論がなされた。

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