モスクワの赤広場=
セルゲイ・シャヒジャニャン撮影/タス通信 「ロシア連邦観光局」によると、東・東南アジアと中東の国々からの旅行者が大きく増えたという。「昨年ロシアを訪問した中国人旅行者数は100万人を超えた。前年と比べて2倍になったのはイラン人旅行者。団体旅行者向けにビザが撤廃されたことを背景に大きく増加したのが韓国。ロシア・フランス観光年(2016~2017年)、ロシア・スペイン観光年(2016~2017年)の実施により、両国からの旅行者も増えることが予想されている。昨年すでに、ロシアの観光ビザへの問い合わせが2014年と比べて30%増加していた」と観光局の関係者はロシアNOWに話した。
ロシアを訪れる外国人旅行者が増えたことについて、旅行業界の関係者は経済危機をあげる。「ルーブル安で、それまで他の目的地を好んでいた外国人の多くにとって、ロシア旅行が手頃になった」と、旅行代理店「トランス・ショウ・トゥル」のセルゲイ・ナザロフ最高責任者(CEO)は話した。
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