露外務省:ロシア航空宇宙軍の空爆によってシリアの一般市民が死亡したという事実がロシアに提示されたことはない

 シリアでのロシアの空爆によって一般市民が死亡したことを証明する何らかの納得のいく事実がロシアに提示されたことはない。ロシア外務省のザハロワ報道官が8日、発表した。

 ザハロワ報道官は、マスコミの質問に次のように答えた。

 「ロシア航空宇宙軍の作戦は、シリア・アラブ共和国におけるテロの脅威を鎮圧することのみに向けられていることを我々は再び確認して述べる。標的の選択や、同作戦の枠内における行動は綿密にチェックされ、ロシア国防省ルートで定期的にマスコミで報じられている。なお今までロシアの空爆によって一般市民が死亡したことを証明する何らかの納得のいく事実が我々に提示されたことはない。」

 またロシア外務省は、米国主導の有志連合の枠内でシリアで空爆を行っている国々に対してロシアが共同で標的を決めることに関して要請したことについて、この全ての要請に対する返答もまだないと指摘した。

 

*「Sputnik日本」より転載

 

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