ロシアのラブロフ外相と米国のケリー国務長官は4日、電話会談を行い、シリア問題を討議。調整の上、シリア国内の封鎖された地域に人道支援物資を空輸することで合意した。ロシア外務省サイトより。
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ラブロフ外相はジュネーヴ和平交渉(シリア政府代表とシリア反体制派代表による当事者交渉)で反体制派の一部が出している諸々の条件に憂慮の念を示した。一方のケリー長官は、シリア正規軍は『穏健』反体制派の管理する地域への攻撃を停止し、それら地域への人道支援が障害なく実施されるように計らうべきだ、と述べた。
また、両国外相は、シリア当事者間交渉の停滞を最小化し、焦眉の課題を解決するために全力を尽くす方針で、一致を見た。その一環として、国際シリア支援グループの閣僚級会合を11日にミュンヘンで開催する計画を確認し合った。
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