バルセロナのGPファイナル女子個人戦でフリーを終えたエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)=
ウラジーミル・ペスニャ撮影/ロシア通信ロシア・フィギュア・スケート連盟は7月1日、2016/2017GPシリーズ6大会に出場する選手を発表した。
同連盟のアレクサンドル・コガン理事によると、今シーズンのロシア代表は堂々たるメンバーだという。「ロシア代表として十分な人数の選手がGPシリーズに出場することを、嬉しく思う」とのコガン理事の言葉を、「Rスポルト」が伝えている。
女子シングルの出場選手が一番多い。エフゲニア・メドベージェワ(16)、ユリヤ・リプニツカヤ(18)、アンナ・ポゴリラヤ(18)、エリザベータ・トゥクタムィシェワ(19)、エレーナ・ラジオノワ(17)、さらにアリョーナ・レオノワ(25)、セラフィマ・サハノヴィチ(16)、マリヤ・ソツコワ(16)、マリヤ・アルテミエワ(23)がGPシリーズの異なる大会に出場する。
2015/2016GPファイナルと世界フィギュアの金メダリストであるメドベージェワは、第2戦カナダ大会(10月28~30日)と第4戦フランス大会(11月11~13日)に出場する。リプニツカヤは第1戦アメリカ大会(10月21~23日)と第3戦ロシア(モスクワ)大会(11月4~6日)。
第6戦日本(札幌)大会(11月25~27日)には、2016年世界フィギュア銅メダリストのポゴリラヤ、2012年世界フィギュア銀メダリストのレオノワ、ソツコワが参戦する。2014年ソチ五輪個人戦金メダリストのアデリナ・ソトニコワ(20)は、2016/2017シーズンの代表候補には入っていたものの、今回発表された代表メンバーには、昨年と同様、入っていない。
エフゲニー・プルシェンコ(33)もこのメンバーには入っていなかった。だがコガン理事によると、プルシェンコとソトニコワはGPシリーズのロシア大会の出場メンバーに加えられる可能性がある。
「プルシェンコも、ソトニコワも、9月にソチへ代表招集される。12~13日に試験滑走する。そこで状態を見て、その後どんな大会に出られそうか見極める」との言葉を「Rスポルト」は伝えている。GPシリーズに出場する男子シングルの選手は、マクシム・コフトゥン(21)、ミハイル・コリャダ(21)、セルゲイ・ボロノフ(28)、アレクサンドル・ペトロフ(17)、アルトゥール・ドミトリエフ(23)、アジヤン・ピトケエフ(18)。札幌大会には、2016年世界フィギュア第4位のコリャダ、ピトケエフが出場する。
アイスダンス5組、ペア6組の選手が発表された。川口悠子(34)とアレクサンドル・スミルノフ(31)組は、第2戦カナダ大会と第5戦中国大会(11月18~20日)に出場する。札幌大会には、2014年ソチ五輪団体戦の金メダル獲得者、ペア個人戦の銀メダル獲得者であるクセニヤ・ストルボワ(24)とフョードル・クリモフ(25)組、またアイスダンスのヴィクトリヤ・シニツィナ(21)とニキータ・カツァラポフ(24)組が出場する。
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