ディズニーがロシアで童話映画化

写真提供:ロシア通信
 ディズニー・ロシア法人とロシアの映画スタジオ「イエロー、ブラック&ホワイト」が、コメディ童話「最後の勇士」の製作を始める。ディズニー・ロシア法人のマリーナ・ジャガロワ・オスカン最高経営責任者(CEO)がこれを伝えた。

 「これは我々にとって戦略的プロジェクト。偉大なアレクサンドル・ロウ監督やアレクサンドル・プトゥシコ監督が始めた、ロシアの童話を映画化する伝統を、続けていきたい」とジャガロワ・オスカンCEO。

 

現代世界からおとぎ話の世界にもぐりこんだ少年イワン

 魔術師と霊能者についてのテレビ番組で優勝した主人公イワンは、現代の世界から「ロシアの童話の世界」にもぐりこんでしまう。そこではイワンが、ロシアの童話にでてくる勇士イリヤ・ムロメッツの子孫と間違われる。この映画の監督はドミトリー・ディヤチェンコ。映画の登場人物を演じるのはロシアの俳優。

 映画の製作は5月に始まり、両社はプロジェクトを推進していく。IMAX形式で映画をリリースする交渉も行っている。

 ディズニーは2009年にすでにロシアで映画プロジェクトを実施している。推定予算800万ドル(約8億8000万円)の童話「名人の本」は、ロシア市場で1080万ドル(約11億8800万円)の興行収入をあげた。映画は70ヶ国で主にテレビ用に販売された。

 

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