ロシア最長のイルクーツク州ボトフスカヤ洞窟

Alexander Osintsev/irk.ru
この地下迷宮の長さは70km以上だが、探査は現在も続いている。  

 IRK.ruによると洞窟内部には広々とした空間もあれば、這って通るしかない狭い空洞もある。

 無数の鍾乳石と石筍で覆われており、純度の高い2つの泉も発見され、“海”と“大洋”というシンプルな呼び名がついた。

 洞窟の中は1年を通して、気温は零度付近で一定している。

 タイガの中のこの洞窟は1946年、地質学者らが偶然発見し、報告書に記載された。しかし本格的な調査が始まったのは、1990年代に入ってからである。

 学者によると、人類はこの洞窟を6500年前には既に知っていたらしい。人類の痕跡に加え、犬の足跡も発見された。

 観光客には開放されておらず、研究者グループのみが中に入れる。

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