ニジニ・ノヴゴロドが「夕暮れの都」と呼ばれているのはなぜ?

ロシアの最大都市の一つであるニジニ・ノヴゴロドは、ガイドブックの中でたびたび「夕暮れの都」と表現されている。

 この街では6月から8月にかけて、同じ名前が付けられた音楽祭が開かれ、ここを訪れる人々はニジネヴォルスカヤ河岸で美しい夕陽を眺める。

 多くの観光客がこのニジニ・ノヴゴロドの夕暮れに初めて注意を向けたのは2019年のこと。地元のジャーナリストがこの話題を大きく取り上げ、その後、観光業界もこれに目をつけた。

 ニジニ・ノヴゴロドはヴォルガ川の高い河岸に位置しており、そこからはヴォルガ川とオカ川が合流する砂洲が見える景色が広がっている。その景色は黄昏どきが特に美しい。とりわけ6月末、太陽がこの合流地点の真上に沈んでいく光景は、息をのむほどである。

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