VDNKhを訪れた人々がまず目にするのがこのアーチ。開設75周年に合わせて、正式にこの展覧会場のロゴとなった。1950年代に建設されたが、2018年になるまで修復されなかった。
改修工事が行われるまで、「金属工学」展示会場が置かれていた。2021年に大々的にリニューアルされ、パビリオンは大きくそのテーマを変え、カザフスタンの文化をよりよく知ることができるカザフスタンのナショナルセンターとなった。
博物館も大規模な修復が行われ、グレーの壁に代わって、東洋文化を感じさせるファサードが作られた。中では博物館の収蔵品による常設展「文化を守りながら」を見ることができる。博物館では、新たな展示物が次々と加えられている。
修復されたパビリオンは2019年にオープンした。中には1939年当時のインテリアがそのまま残されているが、内部には、アゼルバイジャンの有名人の紹介やステンドグラスの製造法に関するものなど、新たな展示が追加されている。
2014年まで、パビリオンは「化学館」と呼ばれており、中には この科学に関する展示が行われていた。2018年の改修後はアブハジアの歴史と文化をテーマにした展示が行われている。
かつてこのパビリオンにはテンサイをテーマにした展示、そしてその後は砂糖の製造に関する展示が行われていた。しかし1960年代にはパビリオンは改称され、テーマはロシアの石油産業に変わった。
このパビリオンには、これまで、「ソ連博物館」、「蝶々の館」、「グルジア代表センター」など、さまざまな展示が行われてきた。 2014年に改修工事が行われ、中にはロシアのロボット技術の成果について紹介するインタラクティブな展示「ロボ・ステーション」が置かれた。
1950年代、このパビリオンは麻や靭皮植物をテーマにしたものであった。しかし1959年に、「地質学」という名前になり、現在は「生命の12の特徴」と題された展示が行われている。展示を通して、生命のあるものとないものの区別の仕方について学ぶことができる。建物は2018年から2022年まで改修工事が行われていた。
このパビリオンの最初の展示は農業の機械化や電気化に関するものであった。1967年以降は「宇宙」と名付けられ、宇宙船の模型や本物の宇宙船、それに関するさまざまな展示品が並べられている。
元々は農産物の加工に関する展示が行われていたが、ソ連邦崩壊後、展示は中止された。2017年に大々的な改修工事が行われ、現在は映画博物館が置かれている。ソ連とロシアの映画の歴史や達成について知ることができる。
1939年にオープンした際には「泥炭」と名付けられ、泥炭の採取、加工、使い方などを紹介していた。1960年代に、「若き技術」と改称され、現在はマルチメディアスペース「おとぎ話の劇場」が置かれている。ここでは、来場者自身がどのパフォーマンスにも参加できるようになっている。
かつてこの場所は素朴な庭であったが、現在この場所には大々的な花壇がある。このちょっと変わった展示全体が抽象画になっている。風が吹くとまるで本当に生きているように見える。
改修されるまで、この青空劇場は荒れ果て、使用されていなかった。現在は完全にリニューアルされてコンサート会場となり、ミュージシャンや俳優たちがさまざまな演目で人々を楽しませている。
大きな池はかつても人々が散策する心地よい場所であったが、改修後にはVDNKhを訪れるすべての人々が一息つける素晴らしい休息の場所となった。
VDNKhにある3つの主要な噴水の一つ(このほかに、「民族友好」、「石の花」がある)。現在、目にすることができるのは2度目に作られたもので、オリジナルは銅板が錆びついたことから1949年に解体された。
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