モスクワのどこに行けば、まるでニューヨークのセントラル・パークにいるかのような写真が撮れるのか?モスクワ全体を一望することができる展望台はどこにあるのか?ごく普通のビジネスセンターにあるちょっと変わったものとは何か?
「ザリャジエ」公園はモスクワの心臓部、赤の広場の近くにある。浮遊橋はモスクワ川に架かっており、方向をうまく合わせれば、クレムリンまたはコテリニチェスカヤ河岸通りの高層建築を入れて撮影することができる。橋の上は常に混雑しているが、できるだけ他人が入らないよう気をつけて。
モスクワ大学の本館の向かい側にあり、モスクワのパノラマが広がっている。展望台からはモスクワ・シティ、ホワイトハウス、ルジニキ、スターリンの高層建築、ノヴォデーヴィチ修道院が見える。
展望台からはモスクワ全貌をバックに写真を撮り、その後、くるっと反対を向いて、モスクワ大学の壮大な建物をバックに写真を撮ろう。
このおもちゃのようなクレムリンは2003年に作られたもので、今では教会、工房、博物館、カフェが併設されている。敷地に入るのは無料なので、好きな建物の前で写真を撮ることができる。クレムリン全体を撮りたい場合は、白と赤の歩道橋に登るとよい。
おしゃれな写真スポットとなったこの場所は、緑の木々と高層ビルが入り混じっていて、その風景は多くの人にニューヨークのセントラル・パークを思わせる。良いショットを撮るには、池のそばの木製のスペースに行き、手すりの近くに立ち、後ろに工事がないかチェックする。
地上327メートルでの、モスクワのパノラマをバックにした自撮りは、モスクワシティのタワーの一つ、「パノラマ360」で撮影することができる。チケットは年齢によって1回、2290ルーブルから。
もっとも有名なソ連の構成主義の建物の一つはおしゃれな写真家のお気に入りの場所になった。元々、建物はソ連財務省の職員のために建てられたことから、そうした名称がつけられた。現在は、住人以外は、エクスカーションに参加しない限り、建物の中には入れないが、外観を撮影するのは許されている。敷地へは自由に入ることができる。
これはビジネスセンターの名称であるが、その周辺もこの名前で呼ばれるようになった。近代的なオフィスビルが古儀式派の教会の反対側に立っているのが興味深い。
方向をうまく合わせれば、ビジネスセンターの窓に反射する教会を写すことができる。
旧工場跡に作られたクリエイティヴなスペース。ここにはショップ、カフェ、オフィス、スクールなどがある。現代のアーティストたちによるグラフィティや彫刻で飾られている。このスペースの大部分を入れるためには、少し上まで上がらなければならない。たとえば、屋根に登るエクスカーションに参加するとよい。
ただし、エクスカーションは毎日、開催されているわけではないので注意すること。またチケットは前もって購入する必要がある(料金は1500ルーブル)。スペース内のエクスカーションは無料で参加できる。
中央子どもデパートの屋根には展望台がある。この位置からはモスクワ中心部のほぼすべての名所が見える。展望台の入り口は6階にあり、料金は199ルーブル。
最近のモスクワを背景にした自撮りはもう撮ったことがあるという方は、映画スタジオ「モスフィルム」がオススメ。「モスフィルム」には19世紀のモスクワやペテルブルクの通りを再現した舞台セットがある。ただし、「モスフィルム」にはエクスカーションに参加しなければ入れない。大人数のグループのチケットの料金は最大で750ルーブルとなっている。
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