この公園はホテル「ロシア」（ソ連時代に建設された巨大で不恰好なホテルで、外見も内部も老朽化し、撤去された）が取り壊された跡地に、最近作られたものである。まさにクレムリンの向かい側にできた巨大な跡地に、公共の公園が作られることになった。
この公園の中では自然と近代的な技術が共存している。また、植物のための微気候を作り出すための世界最大の半透明の建築物が作られ、その表面には太陽光パネルが付いている。また公園では多くの「スマート技術」が採用されている。
ピョートル1世が創設したロシア最古の植物園。薬草園と呼ばれているのは、もともとは薬草だけが栽培されていたからである。
しかし今はありとあらゆる植物が植えられている！
ニスクーチヌィ庭園
モスクワの主要な公園であるゴーリキー公園の一部。ある説によれば、この面白い名前（ニスクーチヌィは退屈しないという意味）は、18世紀にトこの地の屋敷の持ち主だったニキータ・トルベツコイ公がいつもあらゆる娯楽で訪問客を楽しませていたことに由来する。
もっとも静かで「緑の多い」地区である。
ツァリツィノは18世紀の宮殿のある複合施設である。普通は建築物にしか目がいかないものだが、ツァリツィノは周囲の公園も劣らず美しい。
現在、公園は最大限にオリジナルに近づけて再現されている。公園には音楽の鳴る噴水、ボート乗り場、無料の長椅子がある休息ゾーン、レンタルキックボードやレンタサイクルがあり、また電気自動車でのエクスカーションも楽しめる。
街のはずれに、テニスコートやボート乗り場、遊園地、その他多くの娯楽を備えた310ヘクタールの広大な森がある。
公園では、ストレッチ、ダンス、DJ、声楽、砂アニメなど、さまざまなレッスンやワークショップが行われている。これらすべて無料である。
日本人建築家が参加して造園された。公園には日本スタイルのパビリオンや小さな滝、池、橋もある。
植物の一部は日本から持ち込まれた。庭は中心部からかなり離れた、モスクワ北部にある。庭園は4月から9月にかけてオープンしている。
公園には古い歴史がある。15世紀、ロシアの皇帝たちはここに鷹狩りにやってきた。そこでこの公園のある地区には鷹（ソーコリ）という名前が付けられている。
現在、ここでは散策だけでなく、ウェイクボードをしたり、プールで泳いだり、特別な場所でピクニックを楽しむこともできる。
モスクワ川沿いにある巨大な緑の公園。ここではサイクリングだけでなく、メディテーションのクラスに無料で参加したり、ランニングクラブに入ったり、ビーチバレーの練習をしたり、スカンジナヴィアウォーキングをしたり、スペイン語の学習をしたりもできる。
465ヘクタール以上の広さを誇る公園には、ちょっと変わった児童広場がたくさんある。たとえば、さまざまな鳥の生息条件が整えられた「鳥の町」、異なるレベルのエクストリームルートがある「パンダ公園」などがある。
公園から徒歩5分の場所にペレジェルキノという作家の町がある。20世紀、ここには多くの有名な作家が生活しながら、執筆活動を行なっていた。現在、町が再建され、新たな作家、詩人、通訳などが住むようになっている。
かつてこの場所には「ストゥデネツ」という屋敷があった。小さな橋の架かったオランダの池があることから、当時の人々は「庭園のベネツィア」と呼んだ。他の公園と同じように散策やヨガが楽しめる。また公園には3層で構成されたスケート場がある。
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。
