ソ連の航空機用の牽引車MAZ–541

Aleksandr Mokletsov/Sputnik

 これはソ連の超音速輸送機ツポレフ144がシェレメチェヴォ空港に初めて登場したときの写真である。 前に見えるのはスポーツカーに見えるかもしれないが、そうではない。

 これは航空機用の牽引車MAZ–541である。この車は1956年にわずか3台生産されただけの珍しい車である。MAZ–541は、航空機の機体に引っかからずに、できるだけ航空機の車体近くで走れるよう、故意的に低く設計された。

 しかし牽引力はけして小さくはなかった。車には戦車用のエンジンが設置されており、100キロ走行するのに130リットルの燃料が消費された。

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