ソ連では1970年代半ばから超大型ロケット「エネルギア」や宇宙船「ブラン」の開発が進められていた。しかし、問題が立ちはだかっていた。工場から何千kmも離れたバイコヌール宇宙基地に、どうやって巨大な部品を輸送するのか?
これらを地上で輸送できるような設備は存在しない。そこで、大型輸送機の出番である。
写真のVM-Tアトラントは、ミャスィーシェフ設計局が戦略爆撃機3Mを、宇宙飛行に用いる部品の輸送専用に改造したものである。
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