ウクライナ情勢8/13報道

Photoshot/Vostock-Photo撮影

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 コメルサント紙は、こう伝えている。ウクライナのヴェルホーヴナ・ラーダ(最高会議)の議員らは、昨日、ウクライナ政府に対露制裁の導入を許可する法案を第一読会で承認した。同法案は、木曜日に最終的に採択される見通しだが、発議をしたアルセニー・ヤツェニュク首相は、この法律の対象となるロシアの個人および法人のリストは、制裁を導入する国家安全保障・国防会議にすでに提出されている。

 キエフの専門家らは、法案の採択を急ぐ背景として「平和の党」と「戦争の党」へのウクライナ指導部の二極化を指摘している。 

 ヴズグリャード紙は、こう伝えている。ウクライナの対露制裁は十分考えられるが、欧州向けのロシア産ガスの中継輸送を禁止するとの威嚇は、ウクライナ政府の「こけおどし」にすぎない。専門家の多くは、ウクライナ政府はEUやドイツの懸念を考慮し、中継輸送の禁止に関する項目は第二読会までに法案から削除される、とみている。火曜日の晩に早くも最終の第二読会で法案を通過させようとしていたヴェルホーヴナ・ラーダの幹部が、議員らの予想に反して考えを見直して審議を木曜日に延期したのも、偶然ではない。

 ロシースカヤ・ガゼータ紙は、ウクライナ東部における戦闘行動への外国人の傭兵の参加について、こう伝えている。現在、ドンバス(ドネツ炭田)では、数百人の民間の戦争会社の戦士および約百人のユーロマイダンに触発された義勇兵が、戦っている。外国人の傭兵たちは、主に教官として国家親衛隊のメンバーや「右派セクター」の戦闘員を指導したり、ウクライナの官僚や議員らを警護したりしている。現在、スウェーデン人のミカエル・スキルト、イタリアのモーターショーのマネージャーであるフランチェスコ・ファルコーネ、フランス人のガストン・ベソンらが、ウクライナ当局に味方して戦っている。

 モスコフスキー・コムソモーレツ紙は、こう伝えている。ロシア連邦予審委員会は、「ウクライナ東部における禁止された戦争遂行の手段および手法の行使に関する」刑事事件の容疑者のリストを拡げ、ウクライナ議会のオレグ・リャシコー議員、ドネツク州のセルゲイ・タルータ知事、ウクライナのアルセン・アヴァコフ内相の子息といった政治家や実業家が、新たにリストに加えられる。