クリミア出身の33歳。27歳以上の既婚女性35人を決勝で破った。ヴィンテージのドレスに深紅のベルベットのマントをまとい、レプリカの王冠をかぶった、女帝エカテリーナ2世のイメージでコンテストに挑んだ。手には、ロシアの王権の象徴である王笏と宝珠を持った。
このコスチュームは、彼女のお手製。他の出場者のように、ビキニや鳥の羽をまとうのを拒否しての選択だった。
タチアナにとっては、初の大きなタイトルとなった。インタビューでは、コンテストでの非常に丁重な扱いを語っている:
「参加者の99%は地政学的な状況に興味がなく、ロシアのイメージは雪とウォッカとプーチンに過ぎません」。
マスコミでは一時、タチアナが片足を失っているという噂が流れたが、彼女はSNSのアカウント上でこれを否定している:
「怪我をしたのも、元通りにするために手術を受けたのも事実。しかし、ありもしない怪我を追加しないで欲しい。両脚、両足首、両膝、両手に頭もちゃんとあります」。
タチアナは既婚で、いつか母親になることを夢見ている。歴史が好きで、動物保護にも関心がある。優勝で得た賞金の一部は、猫の保護施設に寄付する予定だ。
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