木の中の絵 誰が描いた?

Aleksandra Guzeva
モスクワの公園に行くと、このような芸術作品のついた樹木を何十本も目にすることができる。

 これは「器物損壊」などの犯罪ではなく、2016年から行われている環境保護キャンペーン「パーク・アート」である。

 このキャンペーンでは、まず、傷ついた樹木や縦に穴がある樹木、樹洞のある樹木を探し出し、その傷んだ場所を丁寧に洗い、消毒し、撥水性のあるコーティング剤を塗布する。

 そして、その後、ボランティアのアーティストたちが特殊なアクリル絵の具を使って、そこに絵を描く。塗料は樹木に害をもたらすものではなく、逆に治療の効果を安定させるものである。こうした活動によって、すでに200本以上の樹木が救われている。

 写真にあるのは、イズマイロフスキー公園とテルレツキー公園の樹木。

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