これは「器物損壊」などの犯罪ではなく、2016年から行われている環境保護キャンペーン「パーク・アート」である。
このキャンペーンでは、まず、傷ついた樹木や縦に穴がある樹木、樹洞のある樹木を探し出し、その傷んだ場所を丁寧に洗い、消毒し、撥水性のあるコーティング剤を塗布する。
そして、その後、ボランティアのアーティストたちが特殊なアクリル絵の具を使って、そこに絵を描く。塗料は樹木に害をもたらすものではなく、逆に治療の効果を安定させるものである。こうした活動によって、すでに200本以上の樹木が救われている。
写真にあるのは、イズマイロフスキー公園とテルレツキー公園の樹木。
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。