6月12日は、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の国家主権宣言が採択された記念日だ。1990年にそれは起きた。
官僚的な用語はさておき、次のように定式化できよう。ソ連が崩壊寸前だった1990年6月12日、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国は、他のソ連構成共和国に続いて主権を宣言し、その法律がソ連の法律に優越すると宣言した。
これは事実上、ボリス・エリツィン・同共和国最高会議議長が、依然としてソ連大統領だったミハイル・ゴルバチョフの直接のライバルとなることを意味した。
他の多くの問題や同共和国の独立願望とあいまって、これは結局のところ、翌1991年のソ連崩壊につながった。こうして現在の形態のロシア連邦が生まれたわけだ。
ちょうど1年後の1991年6月12日、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国で最初の大統領選挙が行われ、ボリス・エリツィンが勝利した。彼はロシアの初代大統領になった。
1994年に6月12日を国民の祝日と宣言したのは彼であり、当時は、「ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の国家主権宣言採択の日」と呼ばれていた。2002年に、正式名称はよりシンプルで分かりやすい「ロシアの日」に変更された。
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