2024年を迎える準備が進むサンクトペテルブルク(写真特集)

Peter Kovalev/TASS
 お祝いのマーケット、宮殿広場のそり滑り台、あちらこちらに煌めくたくさんのライト・・・。北の都はおとぎ話の街へと姿を変えた。

 サンクトペテルブルクでは今年、3つの場所をメイン会場に、新年のお祭りイベントが行われている。3つの場所とは、マネージ広場、モスクワ広場、そして宮殿広場のそり滑り台である。これらのイベントは2024年1月8日まで続く。

 高さ9㍍、長さ65㍍の無料のそり滑り台が、衛兵隊本部とエルミタージュの旧参謀本部の間、サンクトペテルブルクの主要なもみの木の近く設置されている。 

 もみの木はレニングラード州から宮殿広場に運ばれた。飾りつけが完全に終わり、ライトとガーランドが点灯されたのは12月20日。もみの木には、キャンディー、くるみ割り人形、雪だるまなど、伝統的なオーナメントが飾られている。

 サンクトペテルブルクではあわせて80本以上のもみの木、そして新年をテーマにした装飾1万1000以上が設置されている。 

 とりわけ美しいのが、街の公園や休暇ゾーンで、そこではすでにスケートリンクがオープンしている。

 ニコリスキエ・リャディでは、スケートリンク以外にも、メリーゴーラウンドに乗ったり、カーリングをしたり、アイスミニゴルフを楽しむことができる。

 メインストリートのネフスキー大通りは昨年同様、王冠をデザインした革命前のスタイルの豪華なイルミネーションで飾られている。大通りの建物もとても印象的に飾り付けられている。

 橋といえば、サンクトペテルブルクを代表するものであり、このことから街は「北のヴェネツィア」と呼ばれている。そして新年を前にし、もちろん橋にも美しい装飾が施されている。グリボエードフ運河の上には再びハート型のインスタレーションがお目見えした。

 サンクトペテルブルク中心部の木々もご覧あれ!その木々には光る星が「花開いた」。

 百貨店・デパート『ゴスチヌィ・ドヴォール』のそばでは巨大なジェド・マロース(ロシア版サンタクロース)が道ゆく人々を出迎える。これでもうお土産やプレゼントなしにサンクトペテルブルクを去ることはけして出来ない。

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