ダゲスタン共和国のデルベントには、一説には5000年前から人々が暮らしていたとされる。もともとは古代の要塞で、「カスピ海の門」と呼ばれた。暮らしていたのは主にペルシャ人で、カスピ海航路を異民族から守備していた。
世界で最も寒い地を競っているのがロシアのオイミャコンとヴェルホヤンスクという二つの村である。この二つの村はいずれも亜寒帯気候のヤクーチア(サハ共和国)にあり、年によってはマイナス67度まで気温が下がる。
モスクワのクレムリンは面積27万7千平方メートル、城壁の長さは2キロを超える!この広大な敷地に、聖堂や教会、ピョートル1世の時代の武器庫、クレムリン宮殿、大統領の執務室がある元老院宮殿など、14~20世紀の建築遺産が建ち並んでいる。
チェリャビンスク州、ウラル山脈に連なるカランダーシュ山(「鉛筆」の意)ができたのは、実に42億年前だという。この山を構成する岩石は、太古の昔は地球のマントルだった物質で、地殻変動によって溶岩化した岩石が地表に噴出して山になったものだ。
ロシアでは何かと記念碑を建てたがる。その数、現在では実に17万2千!中には奇妙な碑もある。例えば、スタヴロポリ地方には浣腸の記念碑が、モスクワにはプロセスチーズの記念碑がある。
人口が最も多い都市はモスクワで、2023年時点で1300万人。他の100万都市は、その大半がロシア西部に集中している。
ヘリコプターに乗って4メートルのスティックを操り、直径1メートルのボールを指定のゾーンに打ち込む、という競技である。2013年に第1回大会が開催された。
シベリア鉄道は全長9298km。8つの時間帯をまたぎ、87の都市を通過し16の河を渡る。途中下車を一切しなければ、端から端までの所要時間は実に6~7日だ!
国土の50%以上は、人を寄せ付けないタイガと極北地域である。そのため、人口の大部分はロシアの西部と南西部に居住している。
これは、チェリャビンスクがシルクロードの進路上に建設されたことに由来する。当時、最も便利な輸送手段はラクダだった。
決定的だったのは、エカテリンブルク近郊にあるロシア最大級のマヨネーズ生産工場だ。こうした事情もあて、市民の食卓にはマヨネーズが付き物になっている。
ソチは南部の人気リゾート都市だが、実はロシア東端のウラジオストクよりも北に位置している。もっとも、いずれも北緯43度線上にあり、差は大きくない。
カムチャッカ半島のクリュチェフスカヤ山は、7000年以上前にできた火山だ。世界で最も活発な活火山の一つと考えられており、過去100年の間に30回以上も噴火している。
スズダリ市の面積はわずか15平方キロメートルだが、市内には53ものロシア正教の教会がある。その中で最古とされるロジェストヴェンスキー大聖堂は、12世紀の建築だ。
ロシアにスシやロール(巻き寿司)が持ち込まれたのは1990年代で、当時はエキゾチックな食べ物だった。人気の高まりとともに次第に一般的になっていき、やがてスシやロールはロシア人の食習慣に定着して、ファストフードの定番ともなった。もっとも、ロシアのスシやロールは本来の日本のものとはかなり異なる。
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