レストラン「クリスチャン(Christian)」では、クラシックなクロワッサンンを金箔で包み、中に自家製バターを塗って、仕上げに50グラムのキャビアをはさむ。あらゆる意味で黄金のような(見た目もそうだが、値段もその素晴らしさも)このクロワッサンのお値段は6000ルーブル(11000円)。
高級ホテル「メトロポリ(Метрополь)」のレストランでは、ロシアのパイ「クレビャカ」を1905年以来の昔ながらのレシピで提供している。口の中でとろける生地の中には3種類の高級魚のミンチを入れ、イクラとシャンパンをベースにしたソースをかけていただく。グループで注文されることが多く、お値段は7500ルーブル(14000円)。
レストラン「アスンタ・マードレ(Assunta Madre)」のイタリア人料理長カテッロ・サンソーネによる、タラバガニ、香り高いルッコラ、甘みの強いトマト、アボカド、すっきりとしたオレンジなどを盛り合わせたサラダのお値段は3500ルーブル(6600円)。ふんだんにタラバガニを使った贅沢サラダ!
クラシックなインペリアル・ブイヤベースは、イセエビなどの高級シーフードファンにとっては見ているだけで幸せになれ、胃も大満足。レストラン「ブイヤベース(Буйабес)」ではクルトンとソースを添えて出される。ほぼ二日間煮込んで取るブイヨンは絶品!二人前24900ルーブル(47000円)。
神戸牛のフィレミニョン。富士山の溶岩プレートを使って焼く最高級和牛のとろけるステーキ。エキゾチックなこの料理はモスクワのレストラン「めぐみ(Megumi)」で一人前73000ルーブル(138000円)で食べることができる。焼石の上に載せてニンニクとともにどうぞ。
とれたて新鮮な魚介類はレストラン「アーウィン・レカ・モレ・オケアン(Erwin.Река.Море.Океан)」で食べることができる。氷を敷き詰めたプレートに盛り付けられた「王様セット」は、種々のエビ、カキ、ウニなどが入っており、お値段23000ルーブル。このセットを象徴する王様はまるごと一杯の蟹だ。海の香り豊かでジューシーな親爪の肉は特別に別皿で出される。
レストラン「ジャジュダ・クロビ(Жажда крови)」では、原寸大のヒトの心臓を模したリアリスティックなデザートでお客の度肝を抜く。手描きの心臓の中身は、クリーム系のリキュールをたっぷり吸い込んだハニービスキュイとキャラメルビスキュイ。それにプルーンと練乳チョコレートクリームの風味も。この「甘い」ヒトの心臓のお値段は2700ルーブル(5000円)。
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