モスクワが国連ハビタットの都市ランキングで3位になった。
国連の専門家が世界の主要29都市のインフラ、平等と社会参画、クオリティ・オブ・ライフ、生産性、環境持続性、都市行政と法整備などの各分野での発達度を分析した。
モスクワは67.98ポイントで3位にランクされ、1位のシンガポール(75.49ポイント)、2位のトロント(68.29ポイント)に続いた。トップ10に入った都市は、この3都市の他、シドニー、ロンドン、パリ、マドリード、上海、香港、ニューヨークであった。
しかしながら、モスクワは、インフラ開発の分野で83.2ポイントで香港(78.16ポイント)を上回りトップとなった。このインフラの分野は、住環境、社会インフラ、情報通信技術、都市交通、その他の指標で評価される。
モスクワは、さらに、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の分野でもトップになった。これは、健康、教育、レクリエーション、安全その他合わせて14項目の指標の評価である。
「モスクワが、QOLとインフラの分野で世界のトップになったことは、この都市の大規模で前向きな変化を考えると正当な評価。この国連ハビタットのランキングは公式にはモスクワに何の恩恵も与えてくれないが、未だにある固定観念を打破し、モスクワが確実に前進していることを世に示すのにはとても役立つ」と、モスクワのセルゲイ・ソビャニン市長は言う。
このレポートの最終版は2022年3月末に発表される。
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